
第3話 「購入動機を明確にしておく」
『何故、家が欲しいのか?』これ、極めて重要な事です。
ただ漠然と 「家賃がもったいないから、買っちゃう!」 という方が結構いらっしゃいますが、これだけではハッキリ言って「良い買物」は出来ません。
では、『家が欲しい理由』が何故そんなに大事なのか?
それは、家探しの過程で色々な家を見ていくうちに、判断基準がずれてくる事が多々あるからです。
では、判断基準がずれるとどうなるのか?最悪、買い替えの要因になりかねません。
例えば、『今の住まいが狭い!』というのが家探しのそもそもの理由だったのに、色々な家を見ていくうちに外観など他の要素に魅力を感じてしまい広さを二の次にして家を買ってしまう。
すると・・・。
買いました。 (o^ー^o)
↓
やっぱり、もう少し広い所が良い ( ̄ー ̄)
↓
買い替えよう! (⌒o⌒)v
↓
ローンが残っていて、買い替えが出来ない! (ΟдΟ∥)
↓
手詰まり。 (~ヘ~;)
↓
ガクッ! (ノ゚o゚)ノ
このようなケースが少なくないようです。
「一度買ったら、一生安心・満足して住んでいける家じゃなきゃ困る!」コレ当たり前の事ですよね?
ですから、安易な判断基準で家を買わないように、何で家が欲しいのかをハッキリとさせておく必要があります。
先々、迷った時には必ずこの 「何故、家を購入しようと思ったのか?」 に立ち戻って下さい。
ここさえキッチリ押さえておけば、買い替えなどにつながる大きな判断ミスは未然に防げます。
※補足:今現在、多くの方が35年ローンを利用しています。返済期間が長いので月々の負担は少ないですが、その分最初の数年はほとんど元金が減りません。
それに対して、物件は最初の数年間が一番価値が下がりますから、購入後数年以内では売ってもローンの残債が返せない場合が多いのです。
「買ってすぐの買い替えは厳禁!!」 です。くれぐれもお忘れなく!!
