
第1話 「序章」
本来、お客様主導で行われなければならないはずの家探しが、現実は全く違います。
1.業者が売りたい物件を売っている。
2.仲介手数料の競争がまだまだ限定的。
3.不利な条件で契約をさせられている。
などなど、全くおかしな話です。
何故、このような事が相も変わらず起きるのか?
大きく分けて次の2点が要因となっていると思います。
(1)昔ながらの古い体質の不動産業者が未だに淘汰されていない。
(2)お客様が業者に任せすぎ
(1)に関しては少々面倒に思われるかもしれませんが、最初は複数の業者と関わってどの業者が一番信頼できるか実際の対応を肌で感じて頂くしかないでしょう。
問題は(2)です。マイホーム購入の主役はあくまでもお客様です。
業者は確かに不動産のプロですが、お客様やご家族のことを詳しく知っているわけではありません。
ですから、「理想の物件像をイメージし、それに近い物件選びはお客様自身が、専門的な判断を必要とする事柄や、経験則でのアドバイスなどは業者が」というように役割分担をして進めていくのがベストなのです。

お客様と業者の役割分担が重要
お客様がやるべきこと
①物件に対する希望をハッキリさせる
②物件探しは業者に任せっきりにしないで自分でも探す
③大事な事は業者のいう事を鵜呑みにしないで自分でも勉強する
客業者がやるべきこと
①プロとして多くの情報を集める
②重要な事を見落とさない
③お客様の利益を第1に考える
業者主導の家探しにならない為に作ったのが、マイホーム購入「虎の巻」です。不動産業者を知り尽くしている業者自ら作ったこの「虎の巻」を利用して、不動産業者を使いこなす”あなた主導の家探し”を進めて下さい。