住宅ローンの審査のタイミングは?

欲しい物件を確実になるべく安く手に入れるための、適切な住宅ローンの事前審査のタイミングや、必要なものとは?
※事前審査というくらいですから購入する物件が決まったら本審査も行いますが、事前審査でOKならば本審査でNGになることはまずありません。


住宅ローンの審査(事前審査)は物件を探し始めた時に行っておくのがベストです。
理由は2つ。
1つ目は、気に入った家を確実に購入するため。
2つ目は、出来るだけ値引きをしてもらって購入すため。

1つ目
気に入った物件が見つかった際に、他の人と申込みが重なった場合は、売主は住宅ローンの心配がない買主を優先する事が多いです。
また、事前審査が通っていないと購入の申し込みを受け付けてくれない売主も多いです。

どういう事か?・・・。
契約をしても買主が住宅ローンが組めなかった場合には、契約時にお預かりしている手付金を返金し白紙(お互いペナルティー無し)で解約をしなければなりません。これは、買主保護の制度ですので、必ず契約につく特約です。

買主にとっては良い特約なのですが、売主にとっては契約後はとうぜん販売活動は行えませんので時間を無駄にしたくないため白紙解約とは避けたいところです。

なので売主は、住宅ローンの事前審査を済ませている買主を優先します。
という事は、せっかく気に入った物件が見つかったのに事前審査をしている間に、他の買主に買われてしまう事態を避けるために物件探しを始めた時に済ませておきましょう。

2つ目
購入の申込をして価格交渉を致しますが、住宅ローンの審査が済んでいる方が売主しては、リスクがない分値引きもし易くなります。

事前審査の方法
住宅ローンの事前審査は買主が直接金融機関に出向いて頂いても出来ますし、仲介業者経由でも出来ます。
事前審査を申し込んだ仲介業者と実際に依頼する仲介業者が、最終的に異なっても問題ありません。

住宅ローンの事前審査には個人情報が係わってきますので抵抗がある場合は、直接金融機関に出向むく方が良いでしょう。


事前審査に必要なもの一覧


会社員の方
1.直近の源泉徴収票
2.住民税決定通知書または課税証明書
3.健康保険証
4.運転免許証
5.住民票(後日でもOK)


会社役員・個人事業主の方
1.確定申告書(直近3期分)
2.決算書(直近3期分)
3.健康保険証
4.運転免許証
5.住民票(後日でもOK)

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