【4】利用する不動産業者を探す
大手不動産業者から地元の小さな不動産屋さんまで、その規模やサービスはさまざまです。
ここからは、不動産業者のタイプ別に、特徴やメリット・デメリットをご紹介します。
(1)大手不動産業者の特徴
テレビや雑誌などで名前を見聞きするような大手不動産業者には、「名前を知っている」という安心感を感じる方が多いかと思います。
店舗は明るく誰でも入りやすい雰囲気に作られていて、接客態度も悪くないことが多いでしょう。
大手不動産業者のメリットとしては、何といっても安心感です。
実際はあまり心配はいりませんが、町の小さな不動産会社に依頼するには抵抗感がある方もいるかと思います。
中古車を買う際の「ディーラーだから安心」というのと同様に、大手だから安心という事ですね。
ただし、反対に大手であるがゆえに地域について十分な情報を持っていないケースもあります。
また、基本的には、仲介手数料の値引きは期待しない方が良いです。
企業によっては、しつこい営業や強引な契約をしようとするケースもあるようです。
(2)地域密着型の不動産業者の特徴
地域密着型の不動産業者、いわゆる「町の不動産屋さん」の場合は、大手不動産業者とはまた異なる特徴があります。
長年、地元で営業してきたような業者も多く、その地域の治安や暮らしやすさに関わる情報が豊富なのは、大手にはない魅力だと言えるでしょう。
広告宣伝費などにお金をかけていないため、仲介手数料の値引きなどに応じてもらいやすいでしょう。
反対に未公開物件など一般公開されていない物件情報はあまり期待しない方が良いでしょう。
また、大手と比べ「当たりはずれが大きい」ということが挙げられます。
ノウハウやサービスが不足していたり、熱意のない業者も少なくありません。
また、その地域以外の情報はあまり詳しくない傾向にあります。
(3)WEBやデジタルに強い業者なら両者にいいとこどり!
大手不動産業者と地域密着型の不動産業者、それぞれにメリット、デメリットがあることがお分かりいただけたかと思いますが、結果としてベストなのは、WEBやデジタルに強い業者を利用することです。
大手不動産業者のメリットである「物件数の多さ」「サービスやシステムの充実、スムーズさ」と、地域密着型の不動産業者のメリットである「地域情報への強さ」「未公開物件情報がある」 の両方のメリットを得られます。
