【3】知らないと損する!「価格を下げられる項目」とは?

中古マンション購入時には物件の購入代金以外にさまざまな諸費用を支払う必要がありますが、実は、こうした諸費用の中には節約することができる項目もあります。

ここからは、知っておきたい「諸費用節約のポイント」をお伝えします。


(1)ローン保証料
住宅ローンでは、必須の第三者の保証を保証会社と契約するのが一般的です。
そこで発生するのがローン保証料です。

ローン保証料は借入金額と返済期間によって設定されるため、頭金を増やして借入金額や返済期間を減らすなどの方法で節約することができます。

また、現金一括払いではなく金利に上乗せの支払い方法もあります。

また、「フラット35」はローン保証料が無料です。
フラット35以外にも、金融機関によっては保証料無料の住宅ローンを用意している場合があるので、こうしたローンの利用を検討してみるのも良いでしょう。


ただし保証料が無料でも、事務手数料や団体信用生命保険料などが別途必要になる場合も多いため、それらも含めたトータルの金額で比較検討することが大切です。


(2)火災保険料
住宅ローンの契約時には火災保険への加入が求められます。
以前は、すべての補償がパッケージになった火災保険が一般的でしたが、最近では必要な補償内容だけを選べるものが増えています。

購入するマンションの立地やセキュリティ設備などに合わせて、リスクの低そうな補償内容をはずすことで火災保険料を抑えることができます。

また、同じ期間保険を掛ける場合は長期で契約を行った方が割引もあります。


(3)司法書士報酬
登記には登録免許税の他に、手続きを依頼する司法書士への報酬がかかります。
この手続きを自分で行えば、報酬分の費用を節約することができます。


もちろんそれなりに専門知識が必要になりますが、ガイド本などもあってそこまでハードルが高いわけではありません。
勉強や手続きのための時間を作ることができる方なら、トライしてみても良いと思います。


(4)仲介手数料
節約できるものの中では一番金額が大きくなる可能性大!

中古マンションを購入する時には、仲介会社に仲介手数料を支払うのが一般的です。

仲介が必要ない物件、すなわち不動産会社が売主である物件の場合、仲介手数料は発生しません。
こうした物件を選ぶことで仲介手数料を節約できるケースがあります。


また、最近では仲介物件であっても仲介手数料が無料または割引になる不動産会社も増えています。
こうした不動産会社を利用することでも仲介手数料を抑えることができます。

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